⑥南イタリアとローマ6泊8日の旅 アルベロベッロの一日
アルベロベッロのバス停からトゥルッリのホテルへ
到着した頃、青空が広がり始め、眩しい太陽の光が差し込んできた。
11/05(月)の15時。イタリアは16時~17時まで昼休みらしい。人通りも少ない道を歩きます。
今回の旅行でなるおとこたんの一番のお目当ての場所でもあり、テンションが上がります。▲白い町並みとトゥルッリがお出迎え。▲絵になる石造りの町並みの中を行きます。▲宿泊先TRULLI HOLIDAYの受付
受付でいったんチェックインします。チェックイン後は受付の方が宿泊するトゥルッリまで案内してくれます。親切に質問に対して調べてくれたり、教えてくれたり、またアットホームな感じが素敵だった。お世話になりました。
▼FSEのアルベロベッロ駅バス停から宿泊先のトゥルッリホリデイ受付までのアクセス
受付を済ませ、部屋に案内される。受付から歩いて1分、2分で到着だ。
トゥルッリの室内はかわいい造りだ。キッチンも完備していた。 ▲トゥルッリのかわいい室内。おとぎの国に迷い込んだ感じですね。▲表札もなんだか味がありました。
トゥルッリの町並み散策にお出かけ
11月、日の沈むスピードも速い。早速町並みを散策しに出歩き始めました。▲このあたり一体は新市街地区。住居となっているトゥルッリ群がひしめき合っています。
アルベロベッロの町は比較的狭い。全体を見てまわってもそんなに時間はかからないと思います。時間がのんびりと過ぎていき、ホッと癒される空間がそこにはあります。治安がどうのこうのとは無縁な感じです。夜出歩いても何の問題もなかったよ。
教会の脇がトゥルッリ群の撮影スポット
宿から歩き始めポポロ広場を右側に見ながら2分。協会脇のスペースが旧市街を見渡せる撮影スポットのようだ。各国のツアー客が次々とやってきては撮影して去っていく。▲協会脇からトゥルッリ群が広がる旧市街が一望できる。
▼トゥルッリホリデイ受付建物から教会脇の旧市街の展望場所までのアクセス
旧市街はお土産屋がひしめき合っていて、観光客が賑わっています。
教会近くには噴水がありました。初冬にはちょっと寒いイメージですね。 ▲ちょっと寒々しい噴水▲展望場所脇にある教会内の様子(Chiesa-Rettoria di Santa Lucia)▲ポポロ広場
新市街から旧市街へと向かいます
▼教会脇の展望場所から旧市街のお土産屋さんの通りへ
サンセットに輝く旧市街の眺望を堪能したあとは、その脇にある階段を下っていき、旧市街に向かいました。▲トゥルッリの解説が掲示されていました。
新市街と旧市街を挟んで谷のような形状の町は、いったん下っていき道を挟んで、また坂を上っていきます。
新市街入口からお土産屋が立ち並んでいます。早速店内をチェック。トゥルッリの置物もかわいいのが沢山ありましたよ。▲お土産屋店内の様子▲陽子さんのお店。
旧市街のお土産屋が多いモンテ・サン・ミケーレ通り沿いにある陽子さんのお店。日本語で呼び込みをしていて、日本人観光客もたくさんいました。屋上に無料で上がらせてくれて景色を見ることができました。
屋上から景色を見た後、お土産屋のフロアに降りてきて店内を通るルートになっていて、とても商売上手ですな。バイタリティあふれる陽子さんのお店でした。▲夕日がきれいだったアルベロベッロ。▲陽子さんのお店で試食して美味しかったので、チーズを購入しました。▲旧市街の頂上奥側にあるトゥルッリ。
織物のお店。ここは日本の白川郷で有名な岐阜県の白川村と姉妹友好都市を結んでいて、そこのお店のママのマリアさんが日本の式典にも参加した使節団の一人で有名人なんだと、お店に立つ娘さんが言っていました。白川村役場のサイトにも紹介がありました。話してみるものですね。こんなところでも日本とのつながりがあるのですね
他のお店で売っているランチョンマットなどの織物はほとんど中国性製だとか。でも、このお店はイタリアですべて手作りで作成しているとのこと。ということで価格は結構お高めでした。▲おうちに入れてもらうのを待っているイタリアの猫ちゃん。
世界どこでも猫は相変わらずかわいい。家で飼っている二匹の猫ちゃんを思い出しちゃうわ。
トワイライトタイムのトゥルッリ群を歩く
あっという間に陽は沈み、刻々と景色の色合いが変化していきます。▲トワイライトタイムになり、ロマンチックな景色が広がります。▲景色はきれいだが、観光客もほとんどいなくなりました。▲静かな町並みに変わり、静寂な時の空間もまた心に染み入ります。
新市街にある大聖堂へ
旧市街の小道を出たり入ったりしてくまなく散策を終え、新市街に戻って大聖堂に向かいます。ポポロ広場を左手に見て一本道を行きます。▲大聖堂に向かう道のり。写真奥に見えています。
アルベロベッロの人たちはこの通りのお店で買い物をするのかな。夕刻になるとどこからともなく人が出てきて、あちこちでおしゃべりをしている人たちを見かけた。道端会議は結構遅くまで続いていたようです。▲大聖堂前。オレンジの光が温かみを感じます。▲大聖堂の階段上から来た道のロケーション。
ディナーへ向かうも1件目はお休み。そしてアラトロへ
さて、そろそろトゥルッリホリデイの受付の方に聞いたお店にディナーへと向かいました。お店がわからずその辺にいたおじさんに聞いたりして到着したけど、お店は閉まっていて本日は休業のようでした。残念だ~。▲閉まっていたリストランテ。
もうひとつ教えてもらっていたので、これは地球の歩き方にも載っているところではあったが、旧市街の途中右側にあるアラトロだ。
アラトロに行ってみると、団体客が入っていて「20時に着てください」と言われいったん宿に戻ることになった。
※アラトロ公式サイト▲L'Aratro(アラトロ)
改めて20時。アラトロに向かった。団体客が抜けて、逆にガラガラな店内になっていた。▲店員さんが「撮りましょうか」と言ってくれて、「ここがベストだから」と席を移動して撮影してくれました。ありがとうございます。
イタリアのリストランテは、どこもテーブル周りがきれいで気持ちがよい。車は汚いのにね~。
名物の前菜はテーブルを覆いつくす程の量でした
これをお土産に3つも買ったら、のちのちまで重くて重くて体力を削られました。安いけどひとつ500gもあるんだもの。後になれば分かるが、これもローマのスーパーで買えたのです。私も買い物の仕方を間違えました~。▲10皿以上出てくる前菜を食べるのに必死でした。
前菜が名物的なので頼んでみたろこと、注文後次々とお皿がテーブルを埋め尽くし、食べ終わると次の皿が出てきてと、いつまで出てくるんだと心配になるくらいで、本当に前菜でお腹いっぱいでした。
これだけではなんなので、郷土料理だというオレッキエッテを使った料理も食べて満足のディナーでした。▲オレッキエッテはもちもちでした。
食後は静寂に包まれた旧市街を下り、宿がある新市街へと向かった。
やはり夜は冷えますね。そのひんやりした空気感も悪くはなかった。暖色の照明の下、トゥルッリの町並みを楽しみながら宿に戻ることにした。▲静けさをまとったトゥルッリの間を抜けて宿に向かいます。
明日はバーリ・セントラル駅に戻り、プルマンを使ってナポリへと向かいます。そこには今回の旅行でおきた最大のハプニングがまっていましたよ。
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